医療安全対策室

医療安全対策室のご案内

主な活動内容

  • 医療安全管理体制の構築
  • 医療安全に関する職員への教育・研修の実施
  • 医療事故を防止するための情報収集、分析、対策立案、フィードバック、評価
  • 医療事故への対応
  • 安全文化の醸成




安全な入院生活を過ごしていただくために


医療安全の安全管理への取り組みにおいて患者さん・ご家族のご理解とご協力が必要です。
患者さん・ご家族ができる範囲で安全対策へのご協力をお願いします。

1.  誤認防止対策としてお名前の確認にご協力ください。

  • 当院では入院される患者さん全員にリストバンドの着用をお願いし、認証システムの活用を行っています。装着時に湿疹やかゆみなどがありましたら看護師にお申し出ください。
  • 医療行為を実施するときには患者さんに氏名(フルネーム)と生年月日を名乗っていただきますのでご協力ください。
  • 点滴時やお薬をお渡しする時、書類の受け渡しなどお名前の確認が必要な際は、書かれているお名前の確認を一緒にお願いします。
  • 万が一、リストバンドが緩んで外れてしまう場合には職員にお声がけください。



2. 転倒・転落危険防止対策へのご理解とご協力をお願いします。


転倒・転落は入院中に起こりやすい事故の1つです。そのため当院では全ての入院患者さんに、転倒・転落アセスメント評価を行い、評価内容に基づき、車いす安全ベルトや離床センサーを使用して転倒・転落防止対策を実施します。それでも思いがけずに転んだり、ベットから落ちてしまう事があります。時に骨折や脳出血などで手術が必要になったり、後遺症を残したりすることがあります。


  • 転倒・転落の予防として、入院中は履きなれた運動靴や上履きをご利用ください。スリッパやサンダルのご利用は滑りやすくなりますのでお控えください。
  • 当院ではケア・サポートセットの中にスリッパが入っていますが、患者さんの状況によっては靴のご持参をお願いする場合があります。予めご了承ください。
    *当院の売店では靴を販売しています。
  • トイレまでの移動、ベットからの起き上がりなど、不安のある方は遠慮なくお申し出ください。



転倒・転落予防体操


~ 寝る編 ~ 

❶ 足指じゃんけん


グー、チョキ、パーと5回繰り返す







❷ ふともも伸ばし


横向きになり上側の足首をつかみ太ももを伸ばし5秒キープする(片足ずつ2セット)






❸ ひざ抱え込み


片方ずつ膝を抱え込み5秒キープ(片膝ずつ2セット)






❹ からだひねり


手と立てた膝を逆方向に下した位置で5秒キープ(片膝ずつ2セット)







~ 筋トレ編 ~


➎ 腹筋


膝を立て、頭を上げた状態で5秒キープ(2セット)






➏ 足上げ


膝を伸ばしたまま片足ずつ上げる(片足ずつ5回2セット)






➐ おしり上げ


膝を立ててお尻を持ち上げる(5回2セット)






3. 貴重品の持ち込み保管について


病院には多くの方が出入りするため、盗難が発生する場合があります。盗難を防止するために、現金・貴重品は持ち込まないようにご協力ください。万が一、現金を持ち込まれる場合には、最小額でのご協力をお願いします。

  • 現金や貴重品を保管する場合、テレビ棚に設置してあるセーフティーボックスを使用し施錠して下さい。患者さん自身で鍵の管理ができない場合、現金の持ち込みはお控えください。
  • 入院中、現金・貴重品が万が一、盗難にあわれたり、紛失されたりしても当院では責任を負いかねますのでご了承ください。
  • ケア・サポートセットをご利用されない患者さんは、義歯(入れ歯)、補聴器を管理するフタ・名前付の容器(タッパー等)をご持参ください。



4. 深部静脈血栓塞栓症の予防


手術や治療のため、ベッドで安静の状態が続くと足から戻る血液の流れが悪くなり、血のかたまり(血栓)ができやすくなります。この血栓が血管を詰まらせてしまい、胸の痛みや呼吸困難などの重い症状を起こすことがあります。足首を動かしたり、深呼吸をしたりすることで、体の隅々から血液が心臓に戻っていきます。

過去に深部静脈血栓症と診断された事がある患者さんはお知らせください。



*深部静脈血栓塞栓症予防体操*


➑ 足首上げ下げ


足首を上げる・下げる(各10回2セット)





医療安全ついてご不明点があれば、遠慮なく職員へお尋ねください。


1階 患者支援センターでも適宜ご相談を受け付けております。