ごあいさつ

管理者 ごあいさつ


地域医療の活性化を目指して


あま市民病院は、令和1年度から公益法人地域医療振興協会を指定管理者として、「地域包括ケアの拠点になる」、「地域ヘルスプロモーション病院になる」、「災害に強い病院になる」を3本の柱として運営しています。

令和2年4月からは、休床していた45床を回復期リハビリテーション病棟として再開し、180床のフル稼働となりました。
時を同じくして海部医療圏にまで到来した新型コロナウイルス感染症が3年以上にもわたって全世界で猛威を振るいましたが、当初から発熱者の外来診療とワクチン接種に力を入れて取り組みました。
令和3年には、海部医師会,津島海部薬剤師会,海部歯科医師会、あま市、大治町と連携して、新型コロナワクチンの医療者接種と住民接種を行い、中等症を受け入れる病床を確保するとともに、重症化のリスクを有する方への中和抗体療法や抗ウイルス薬療法も積極的に提供してまいりました。

これらの間にも、総合診療に加えて、整形外科・泌尿器科・婦人科などの専門診療を拡充し、自院で提供することが出来る医療が徐々に大きくなっています。近隣の諸医療機関や老人福祉施設からのご紹介も増加しており、地域で担う役割が大きくなってきたことを実感しています。

令和4年には、病院に検査や治療に来られる方の診療に加えて、皆様の生活の場に出向いていく健康づくりの活動を再開しました。今後は、日常診療の充実に努めるとともに地域を健康にする活動を活性化していきますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。


あま市民病院 管理者 梅屋 崇



看護部⾧ ごあいさつ


安全で安心と満足が感じられる看護を目指して


少子高齢化問題や新型コロナウイルスの流行と医療環境や求められるニーズも変化し続ける中、急性期から在宅までケアミックス型の病院として地域の方々の健康を守り、地域の医療介護施設との連携に努めています。
「市民と連携機関に信頼され、健康と安心を提供する病院」をビジョンとし、全職員が役割を果たすために常にベストな医療、看護の提供ができているのかということを考え、地域に根ざした病院だからこそできる小回りの利く親切な医療・看護を心がけています。

あま市民病院の看護部は、「看護のチカラ」をとても大切にしています。
看護という字は「手と目で患者さんを護る」ことであり、看護の本質ともいえる手で触れじっくり見続けることです。急性期の治療によって命をとりとめた後、どんな暮らしを送るのか。持病を悪化させないように、どう病気と向き合っていくのか。

そうした問題は、患者さんにとって治療と同じくらい重要なことです。患者さんに一番近い医療スタッフとしてそれを支えるのが「看護のチカラ」です。

地域の皆様から信頼され、寄り添った看護ができる人材育成を図り、看護部の理念である「安全で安心と満足が感じられる看護」が提供できるよう努めてまいります。

あま市民病院 看護部長 西村 弥生