泌尿器科

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外来担当医表

2023年3月1日

代診・休診のお知らせ

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診療科のご案内

科では泌尿器科全般領域の外来診療、及び手術療法を施行しております。
これまでの経験やデータに基づいた最良で安全な医療に努めております。

担当する医師は全て日本泌尿器科学会専門医、指導医です。



診療内容

前立腺がん検診や診断にも力を入れておりMRI検査などにてがんの疑いがある場合は腰椎麻酔下経会陰生検(痛みがなく直腸出血や感染のリスクの少ない検査方法)を施行しております。

前立腺肥大症に対しては正確な診断(前立腺肥大症国際症状スコア、尿流量測定検査、前立腺超音波検査などののちに適切な投薬治療を第一に、適応症例に対しましては高出力ツリウムレーザーを用いた経尿道的前立腺蒸散術を導入しております。



前立腺レーザー蒸散術とは?

※経尿道的前立腺レーザー蒸散術
従来、前立腺肥大症状への手術は経尿道的に電気メスを用いた切除術が標準治療でしたが、より入院期間を短く、治療効果が同等で低侵襲で身体に優しい治療がレーザーを用いた蒸散術です。電気メスと比較し、出血が少なく、術後のカテーテル期間が短い事が特徴。

尿路結石に対しましては迅速な診断治療を心がけております。痛み緩和に対する薬剤投与や処置、また自然排石が困難な症例におきましてはレーザーを用いた経尿道的尿路結石砕石術を施行可能です。



レーザーを用いた経尿道的尿路結石砕石術とは?

※経尿道的尿路結石破砕術(f-TUL:FlexbileScope – Transurethral Ureterolithotripsy)
結石を実際に内視鏡で確認し、レーザーで破砕、除去することができる治療方法。新型の尿管内視鏡(細径尿管電子スコープ)を導入し、従来、内視鏡や体外衝撃波治療では困難であった腎結石などの治療も施行できるようになりました。
入院、麻酔(脊椎麻酔)が必要ですが、1泊2日と短期間の治療が可能です。

結石の大きさや位置などにより、適切な治療をご提案いたします。

切迫性失禁や頻尿症状、いわゆる過活動膀胱に対する治療は、行動療法や内服療法などがありますが、2020年4月より新たにボツリヌス療法が保険適応となりました。

ボツリヌス菌がつくるボツリヌストキシンという天然のタンパク質を有効成分とする薬を使用します。この薬はさまざまな疾患の治療薬として世界90ヵ国以上で認可されており、日本でもまぶたや顔面のけいれん、首や手足の姿勢異常などに対して使用されています。膀胱鏡という内視鏡を使用し、膀胱の筋肉に20~30ヵ所、直接薬を注射して膀胱の異常な収縮を抑えます。日帰り手術での施行も可能です。 効果は通常、治療後2~3日であらわれ、過活動膀胱では4~8ヵ月にわたって持続します(効果の程度や持続期間には個人差があります)。




その他当院にて治療可能な疾患、手術

包茎手術(背面切開 環状切除術)
膀胱腫瘍(膀胱癌)に対する経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT in saline ツリウムレーザーを用いた内視鏡手術など)
陰嚢疾患に対する診断、治療、手術(陰嚢水腫根治術 精巣捻転手術)



前立腺癌検診(PSA検査)

排尿障害(頻尿 尿漏れ 排尿困難 排尿時痛など)
尿路結石症診断治療(飲水食事指導 再発予防 疝痛発作時の鎮痛処置 レーザー手術)
夜間頻尿に対する精査治療(夜間多尿に対する薬物療法など)最近はご病状にもよりますが日帰りでの手術も導入を開始しております。
(日帰りでの結石レーザー治療や前立腺生検なども可能な場合があります。詳しくは担当医にご確認ください。)